韓国で社会現象を巻き起こし、大ヒット作となったドラマ「未生~ミセン~」は、綿密に練られたストーリーと、キャストそれぞれが抱える背景の繊細さが魅力でもあります。

そんなミセンの最終回では、主人公チャン・グレと上司オ・サンシクの接点が映しだされ、更にストーリーの奥深さを感じられる場面がありました。

今回は、最終回の葬式シーンと最終回の感想をまとめました。

 

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 ミセン、最終回の葬式シーンに運命の出会いが?

引用:https://khross.khan.kr/308

 

「ミセン」の最終回では、エンドロールが流れた後に、葬式会場の前で主人公がぶつかった人物の顔が明かされました。

(このシーンはこれまでも回想シーンとして流れていましたよね。)

 

 

主人公であるチャン・グレは、幼い頃から囲碁の天才として有名で、将来はプロ棋士となる事が夢でしたが、父親の死でその夢を諦め、アルバイトを転々とする事になります。

父親の葬儀で母親が泣き叫ぶシーンは、グレの人生の転機として回想されました。

 

 

グレが葬式会場を出たところで、ある人物とぶつかるのですが、最終回で明かされたその人物は、後にグレの上司となるオ・サンシクだったのです。

 

 

オ・サンシクが向かった先は、以前部下として働いていたイ・ウジンの葬儀でした。

 

 

イ・ウジンは契約社員としてオ・サンシクの元で働いていましたが、会社で起きたトラブルの責任を押し付けられ、クビになった人物でした。

オ・サンシクはウジンの事を守ってやれなかった事をずっと後悔していました。

ウジンは会社を辞めた後、食堂を開きましたが、配達の途中に事故に遭い、亡くなりました。

 

この時他人だった二人は、それぞれに悲しみの淵から這い上がり、人生を変えるパートナーとなるのです。

 

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ミセン 最終回の感想

引用:https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2010565

 

全てのストーリーが心に響く、とても感動的な「ミセン」ですが、最終回でも魅せてくれました。

 

 

社会で生き抜くという事には、それぞれが選択を繰り返していかなければなりません。

誰にでも前に進む道は開けているが、誰もが進み続けられるわけではないと語りかけています。

 

 

しかし、どの道を進むのかを選択するのは自分であり、たとえ上手くいかず後悔したとしても、また違う道を進めば良いのだと感じました。

 

 

インターンとして働き始めた頃のグレは、自分が社会で共同作業していく事に悩み苦しんでいましたが、最終回で自信を持って仕事に取り組む姿に成長を感じさせました。

 

 

オ課長とキム代理に出会い、仲間として認められ、生まれ持った才能を十分に発揮しながら進んだ結果が形となったのだと思います。

 

 

最終回で一番の場面は、オ課長が起こした会社にグレが誘われ、その後キム代理が会社を辞めて雇ってくれと現れた時、肩を組み飛び跳ねる3人の嬉しそうな姿です。