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雲が描いた月明り、第6話のあらすじ

画像引用:https://www.videomarket.jp/title/014251/sA014251006301G01

 

 

純祖王の誕生日が近づくとヨンは全国から妓女を集め舞の練習をさせていた。

サムノムはヨンから祝宴の記録係を命じられたのだった。

祝宴の終わりに妓女エシムによる独舞があり練習に根をあげそうになるエシムをサムノムはフォローしていた。

そんな中でも少しの時間があれば世子であるヨンを誘惑しようと考えているエシムだった。

サムノムはヨンにこれも仕事だと伝えヨンはエシムを抱きしめあやすのだった。

 

 

その様子を陰からみていた王妃は祝宴を壊そうと考えていた。

にやけて妓女を抱きしめるヨンの様子に目も当てられないといった表情だった。

サムノムには文才以外にも才能があり妓女達が踊る舞を全て覚えていた。

全てを把握していたサムノムは動作画も書き上げてしまうのだった。

 

 

夜遅くまでヨンに付き合い準備をしていたサムノムはいつの間にか眠ってしまい気が付くとヨンの寝床の中だった。

ヨンは書台の上で眠っておりその姿に見惚れてしまったサムノムはチャン内官の呼ぶ声に驚きしゃっくりが出てしまった。

 

そのしゃっくりが合図だと勘違いした内官達は寝床に入ろうとしており焦ったサムノムを狸寝入りのヨンが助けるのだった。

 

 

朝帰りをしたサムノムは何も聞かれていないうちからビョンヨンに言い訳を並べたてるが、ビョンヨンは祝宴を失敗させようとしている勢力がいると告げるのだった。

祝宴が始まり妓女の舞の締めくくりの独舞の前にエシムが姿を消してしまった。

エシムは世子の失敗を狙った王妃に脅されたのだった。

サムノムは必死に探すがエシムは見つからず脱ぎ捨てられたエシムの衣装を拾いあげたサムノムは決心したように着替え始めた。

サムノムの動向を見張っていたマ内官はサムノムの正体を知ってしまうのだった。

 

 

エシムが消えた事はすぐにヨンと王妃の耳に入るが独舞の演奏が始まると布で顔を半分隠した天女が現れ妖艶な舞を披露し始めたのだった。

その舞に純祖王や清の使臣は心を奪われヨンの目からも涙がこぼれ落ちた。

天女が周りの踊り子達に囲まれるとヨンが準備していた空白の時間が訪れるのだった。

 

 

宴の締めくくりにと用意された時間は王への祝辞を領議政に読み上げさせる為に設けられた時間だった。

 

王への永遠の忠誠を誓う文を読んだ領議政はヨンの摂政を反対する事が出来なくなりヨンの策は無事に成功したのだった。

裸足で抜け出したサムノムが追いかけてきたヨンに見つかりそうになった時またしてもユンソンによって助けられたのだった。

 

 

ヨンはサムノムが女装をしたのではないかと疑っていたが一足先に東宮殿に戻ったサムノムは楽譜の整理をしていたとヨンを出迎えるのだった。

翌日からサムノムを怪しむヨンは男であるはずのサムノムが女人に見えてしまい資泫堂に閉じ込めた。

そんなサムノムがミョンウン王女と船に乗っている所に出くわしたヨンはその動向を見守っていたのだった。

 

 

文通相手の事が気になるミョンウン王女はサムノムから事情を聴いていた。サムノムの話を聞いた王女は突然激怒し船の上で立ち上がった。船はバランスを崩しミョンウン王女を守ろうとしたサムノムは池の中に落ちてしまったのだった。

溺れそうなサムノムを見てヨンは池に飛び込み、慌てた内官達も世子を助けようと一斉に池に飛び込むのであった。