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雲が描いた月明り、第5話のあらすじ

画像引用:http://www.ajunews.com/view/20160923112204577

 

 

ある朝純祖王から朝会議の場へ呼び出されたヨンは代理摂政を命じられた。

突然の事に恐れおののくヨンを領議政や取り巻きの政敵達は笑いものにしていた。

突然思い立ったように代理摂政を引き受けると宣言したヨンは目を丸くする領議政達を尻目に余裕の笑みをもらすのだった。

 

ヨンは前もって純祖王に願い入れしており領議政達政敵を欺いたのだった。

しかしすぐに納得するはずのない領議政は清国の承認が必要だと切り返し、純祖王の誕生日を祝う宴を仕切るよう約束させ結論はそこまで延長されたのだった。

 

 

東宮殿へと転属になったサムノムは初仕事として書庫へ本を返しに行く事を命ぜられた。

 

書庫では世子が読書をしているので静かにしているようにと注意を受けたサムノムは静かに本を返し持ち場へ戻ろうとしていた。

 

 

その時見覚えのある顔を見かけたサムノムは恐る恐る近づき世子に見つかる前に外に出ようと促すが世子の服を着て現れた彼は自分がイ・ヨンだと名前を明かすのだった。

 

直ぐには信じられないサムノムだったがヨンが本物だと気が付き凍りついた。

 

これまでの無礼を思い返しいっそ殺してくださいと詫びるサムノムにヨンは二人の時はこれまで通り友達として接するようにと命令するのだった。

 

街での生活を懐かしむサムノムにヨンは宮殿の外へ出るから用意をするよう命じた。

 

ヨンは書庫から題名も分らない本を探してくるようサムノムに命じたままビョンヨンと出かけてしまうのだった。

そこにユンソンが現れ手伝いを頼まれたサムノムは一緒に街へ出掛ける事になった。

女物の服地や小物を見ながら昔を思い出すサムノムの様子を眺めながらユンソンは女物の服を一式買い求めたのだった。

不意に振り出した雨にユンソンはサムノムの手を取り走りだした。

軒下に入り雨宿りをする事にしたユンソンは雨に濡れたサムノムの服を見て今買ったばかりの女物の上着をサムノムにかけてあげるのだった。

 

 

ユンソンが傘を買いに出るとサムノムの隣にヨンが駆け込んで来た。

子供の頃を思い出し母の記憶を手繰っていたヨンは隣で同じように雨を楽しむ女性に気が付いた。

ヨンだと気が付いたサムノムは見つかってはまずいと顔を隠していたが、聞き覚えのある声を耳にしたヨンは顔を見ようと近づいた。

そこにユンソンが戻り彼女は自分の想い人だと切り抜けたのだった。

 

 

ヨンが街へ出たのは師匠であるチャン・ヤギョン(アン・ネサン)に会う為だった。

清国の承認という課題を突き付けられたヨンは摂政の座に就く事を邪魔する領議政の存在について相談したかったのだ。

ありきたりな答えを返す師匠に落胆したヨンだったが“毒はなくても甘い蜜で殺す方法がある”というヒントを貰いある考えが浮かんだのだった。