雲が描いた月明り、第3話のあらすじ
ヨンの悪知恵で筆記試験にも合格させられてしまったサムノムはヨンから完全に目をつけられてしまった。
ヨンの護衛ビョンヨン(クァク・ドンヨン)が暮らす資泫堂で生活するよう言われたサムノムは幽霊が出るとの噂を聞き怯えながらやって来た。蜘蛛の巣をかき分け様子を伺うサムノムの前に突然ビョンヨンが現れ驚いたサムノムは失神してしまったのだった。
隠密で友人に会いに来たヨンは失神しているサムノムを発見した。
部屋の隅に追いやられたサムノムは放置されたまま酒宴は始まったのだった。
一方ユンソンは妓楼に通い詰めていた。
裸体の妓生など芸術的な絵を描くものの妓生を抱く事はなかった。
ユンソンは好きでもない女は抱けないという信念を曲げることは無かったのだった。
酒宴で盛り上がる資泫堂ではビョンヨンがヨンを心配していた。
王妃の懐妊でヨンの身が危ないと感じたビョンヨンはヨンに暫く身を隠すことを提案していた。
気を失っていたはずのサムノムは酒の匂いで目覚めヨンと杯を交わし始めた。
なれなれしい新人に緊張するビョンヨンを横目に杯では物足りないサムノムは徳利で酒を飲んでいた。
すっかり酔っぱらったサムノムをからかうヨンは指先をサムノムに噛まれてしまうが歯型のついた指先を眺め笑うヨンの姿があった。
サムノムと酒を飲んだヨンは自分の立場を知らないが遠慮なく接してくれるサムノムに親しみを覚えるようになっていた。
最後の適性検査で白紙の回答を思いついたサムノムはそのまま答案を提出してしまうのだった。
王妃の懐妊を祝う祝宴の準備で忙しい宮中ではサムノムも手伝いに駆り出され20羽の鶏を捕まえるよう命じられた。
鶏を追いかけ屋根に上ったサムノムは誤って屋根から転げ落ちてしまった。
そこに通りかかったユンソンがサムノムを受け止め助けたのだった。
宴会で王を愚弄する言葉を放った領議政の盃に向けて矢が放たれ兵が出てくると正門からヨンが現れ役人を管理できない王が悪いと父である王をけなすのだった。
久しぶりに幼馴染のユンソンと酒を酌み交わしたヨンは昔の友情を懐かしく思い出していた。
そこにお別れ気分で紛れ込んだサムノムは領議政宅の料理に手を付けないヨンを訳アリだと察知し世間で誰もが知っている世子の悪口を並べたて皆を笑わせるのだった。
試験でド・ギの答案を代筆した事がばれてしまったサムノムは投獄されてしまった。
回答用紙を見たミョンウン王女がラブレターに書かれていた筆跡と同じだと言う事に気が付いたのだった。
怒った王女が剣を振りかざし手打ちにしようとした瞬間知らせを聞いたヨンが止めに入ったのだった。
罪人を義禁府に連行し王様に委ねようと提案するヨンに失恋した事がバレてしまうと焦ったミョンウン王女はヨンの怒りを鎮めサムノムは開放されるのだった。
ミョンウン王女を傷つけた事を反省したサムノムは心から謝罪するのだった。
サムノムが白紙で出した解答用紙をみたヨンはサムノムの答えは本人から聞いていると言い合格の判を押すのだった。