大ヒットドラマ「太陽の末裔」の監督と脚本が新たにタッグを組み、韓国中に“トッケビシンドローム”を巻き起こしたドラマ、トッケビ。
日本でもテレビ放送され、人気を博している今最も旬なドラマです。
今回は、その劇中に登場している緑の指輪について詳しくご紹介します。
トッケビ 緑の指輪がきっかけ?死神とサニーの出会い
トッケビであるコン・ユ演じるシンと、トッケビの新婦であるキム・ゴウン演じるウンタクの恋愛模様がこの物語のメインとなっていますが、もうひとつ、このドラマに欠かせないのがイ・ドンウク演じる死神と、ユ・インナ演じるサニーの物語です。
その2人の間に必ず出てくるのが、この緑の指輪。
一体これは何を意味しているのか・・・
まずは2人の出会いまで遡ります。
路上にあるアクセサリーショップをたまたま通りかかった2人は、緑の指輪を目にして手にとろうとします。
手が重なり合った2人は顔を見合わせますが、サニーを見た死神は涙を流します。
なぜ涙が出てしまったのか不思議に思う死神。
サニーは指輪欲しさのあまり涙を流したと思い、指輪は死神に譲ります。
その代わり、イケメンだと死神に一目ぼれしたサニーは自分の連絡先を渡します。
この緑の指輪をきっかけに2人の物語は始まるのです。
しかし、この緑の指輪は2人の前世に大きく関わっていたのです。
緑の指輪の意味とは!2人の前世からのもの?
※注)以下、ネタバレが入っています。
物語が進むにつれ、お互いの前世について明らかになりました。
死神は高麗時代の王ワン・ヨ、サニーはシンの妹でヨの妻であるキム・ソンでした。
実はこの緑の指輪はヨがソンに贈ったもので、ソンが死を遂げる最後の日にヨが無理やりつけさせたものでした。
ソンを亡くし自分を責め続け精神的におかしくなってしまったヨは、ソンの遺品となってしまった緑の指輪を道ですれ違ったおばあさんに譲ります。
その譲った相手は、三神であるハルメだったのです。
現代で2人が巡りあうように、緑の指輪を渡したハルメ。
死神もサニーもお互いの前世を知り、緑の指輪の意味も知った2人は現世でも別れることを選びます。
それは、現世ではお互いに幸せになろうという意味での別れでした。
この指輪は2人の前世からの歴史でもあり、2人の愛の象徴でもあったんですね。
最後までお互いに想い合った2人は来世で結ばれます。
切ない2人のラブストーリーを緑の指輪の行方と共に一緒に見てみると、さらに切なさと愛の深さが伝わりますね!