2015年に放送され、大ヒットとなった韓国ドラマ「キルミーヒールミー」。

多重人格者を演じたチソンさんの演技は素晴らしく、多くの視聴者が魅了されました。

そんな「キルミーヒールミー」ですが、その題名について“どういう意味なのか?”と思った方も多いはずです。

今回は、「キルミーヒールミー」の意味と、兄弟の関係についてまとめています。

 

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キルミーヒールミーの意味とは?

画像:http://killme-healme.jp/#intro

 

 

「キルミーヒールミー」という題名を見た時に、ヒールミーとはどういう意味だろうと思いませんでしたか?

 

 

ドラマの題名キルミーヒールミーは英語で“Kill me Heal me”と書きます。

Kill me とは 私を殺して、Heal me とは私を癒してという意味です。Heal は“ヒーリング”のヒールで使われています。

 

 

自殺願望の強いドヒョンの別人格ヨソプが、ビルの屋上に Kill me と書き残して自殺を図ろうとする場面があります。

それを見たリジンはその上に Heal me と上から書き替えて、ヨソプにメッセージを伝えたのです。

 

 

殺してくれというヨソプの言葉は、誰かに助けて欲しいという願望の表れであると感じたリジンは、その言葉の裏に誰かに癒して欲しいという気持ちを読み取ったのだと思います。

 

 

キルミーヒールミー」はドヒョンの心の叫びを、ドラマの題名としているのです。

 

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キルミーヒールミーの兄弟関係について

画像:http://www.wowkorea.jp/news/enter/2016/1201/10178948.html

 

「キルミーヒールミー」の中で、ドヒョンには自分を守ってくれる存在が居なかった事で、多重人格者となりました。

ドヒョンは自分で自分を守る為に、様々な人格を生み出していったのです。

 

 

一方で、過去に同じ辛い場面に遭遇したリジンには、自分を守ってくれる存在が居た事で、明るく真っすぐな性格に育つ事が出来たのではないでしょうか?リジンを守ってくれた存在とは両親であり、それ以上に二卵性双生児の兄オ・リオンでした。

 

 

双子の兄弟は大人になり、リジンは精神科のレジデントとして働き、リオンは覆面小説家“オメガ”として活躍していました。

リオンはその陰でリジンの過去を知り、ソンジングループの闇を暴こうと考えていました。

 

 

ドラマの序盤で二人は、殺伐とした雰囲気を出しつつもお互いを思いあう双子の兄弟らしい思いやりも見せました。

 

話が進むにつれ、リオンはリジンとの間に血縁関係がない事を知っていて、リジンに片思いをしている事がわかってきます。

 

リオンにとっては辛い“愛”ですが、リジンにとっては辛い過去を幸せな過去に書き換えてくれたという面で、リオンが“キルミーヒールミー”的存在だったのではないでしょうか?

 

 

また、ドヒョンは自分の記憶に度々現れる少女が、リジンであった事に気が付きます。

ドヒョンとリジンは異母兄弟なのか?という憶測も囁かれましたが、幼い頃ドヒョンとリジンは入れ替わっていた事が明らかになるのでした。