韓国で大ヒット作品となった「未生~ミセン~」が、日本版として放送されました。
日本版ミセンの「HOPE~期待ゼロの新入社員~」は、韓国のストーリーを忠実に描かれた作品です。
今回は、ミセンの日本版のキャストと、日本版がどのような評価だったのかについてまとめています。
目次
ミセンの日本版キャスト
ミセンの日本版「HOPE~期待ゼロの新入社員~」のキャストを紹介します。
日本版の舞台は、与一物産です。
一之瀬歩(チャン・グレ)営業3課新人 中島裕翔
プロ棋士を目指し、大学には進学せずに夢を追っていたが、対象年齢を超えてしまい断念。コネで入社した与一物産で、契約社員となる。
織田勇仁(オ・サンシク)営業3課課長 遠藤憲一
営業3課課長で一之瀬の上司。
正義感が強く部下思いだが毒舌である。
安芸公介(キム・ドンシク)営業3課主任 山内圭哉
営業3課主任。
人が良く部下思いで織田課長を慕っている。
香月あかね(アン・ヨンイ)資源2課新人 山本美月
一之瀬の同期。
優秀で心優しいしっかり者。
女性だからと仕事を与えられないが、ひたむきに努力する。
桐明真司(チャン・ベッキ)鉄鋼2課新人 瀬戸康史
一之瀬の同期で成績優秀、プライドが高い。
一之瀬と関わった事で周りを見る事が出来るようになる。
ミセン、日本版の評価は?
ミセンの日本版として放送された「HOPE~期待ゼロの新入社員~」では、Hey!Sey!JUNPの中島裕翔さんが主人公を演じ、韓国版のストーリーが忠実に再現されていました。
しかし、韓国と日本では文化の違いがあり、感情の表現も違うため評価も様々です。
まず、韓国版は1話おおよそ70分で20話放送しました。
しかし、日本ではワンクールのドラマは40~45分で10話放送されるため、韓国版を見た人からは、重要な場面を飛ばし過ぎている為、違和感があるという意見がありました。
韓国版は長く感じますが、少しの部分も無駄のないストーリーですので、飛ばして省略してしまうと、話が薄っぺらになってしまうのです。
その結果、主人公が囲碁のプロを諦めた経緯が曖昧になっていました。
また、韓国では感情をはっきりと表現するのですが、日本人の曖昧な表現だと、原作で描かれた表現が、伝わらない部分もありました。
韓国ならではの社会の闇も、日本社会に置き換える事が難しいのだと思います。
そして、主人公の雰囲気もやはり違いがありました。
チャン・グレの大人しく、真面目で少し暗さもあるけれど、内面の強さを感じられる演技がキャラクターの背景とあっていてとても良かったのですが、日本版の主人公では、かっこ良すぎるし、ポジティブに困難に立ち向かう姿は少しイメージが違うという意見も多くみられました。