韓国ドラマ「ハベクの新婦」は、神様と人間の恋を描いた作品です。
神界から派遣された神々によって守られている人間界という設定で描かれていました。
そして、この作品は人気漫画のスピンオフ作品として作られており、元となった原作漫画がどのような内容なのか気になります。
今回は「ハベクの新婦」の原作と漫画とのちがい、評価などについてまとめています。
ハベクの新婦の原作漫画とは?
韓国ドラマ「ハベクの新婦」の原作は、雑誌「Wink」に連載された同名作品で大ベストセラーとなりました。漫画家ユン・ミギョンによる純愛ラブストーリーで、全24巻の漫画表紙は美しい色使いの絵で飾られています。
原作ストーリーは…
水神ハベクに新婦として純粋な処女を捧げる事で、人間界に雨を降らせる事が出来るという言い伝えがあった。
長い日照りで困っている村人のため、ソアはハベクの新婦になる事を決意。
悲しむ家族を置いて水国へと向かうのだった。
ハベクに出会ったソアは、想像とは違うハベクの姿に驚いた。
夜は大人の姿でツンデレイケメンの“ムイ”、昼は子供の姿“ハベク”だったのだ。
そんなハベクとソアが出会い、様々な神の助けを借りて恋愛が始まり花嫁となる。
しかし不老不死であり続けるため犠牲となっている子供を守ろうと、ソアは死を選択するのだった。
…というお話です。
この漫画には作品の元テーマとして、中国に伝わる「月下老人の赤い紐」という伝説があります。
人は生まれる前に月下老人という神様によって赤い紐が小指に巻かれ、その紐が繋がった人が運命の相手であるというもので、ソアは2つの赤い紐を結ばれて生まれました。
その2つの紐の相手とは誰なのか?という事を思いながら読むと更に面白いと思います。
ハベクの新婦 漫画とドラマの違いと評価について
ドラマ「ハベクの新婦」は、原作漫画のスピンオフとして制作されています。
昔人間に恋をしたハベクが、2017年再び人間に恋をするという設定です。ドラマの中でも、ハベクが昔人間に恋をしたという場面が出てきていました。
漫画では、花嫁となったソアが最後は死を選ぶという悲しいストーリーとなっていますが、ドラマでは「私が死ぬまで王になるのは待って、人間界で一緒に過ごしたい」というソアの希望がかなえられハッピーエンドとなります。
スピンオフ作品ですので、二人のその後もしくは全く別のストーリーであってもおかしくはないのですが、原作のファンからは漫画のイメージが崩れてしまうとマイナスに評価されてしまいました。
ドラマの最高視聴率は3.66%でしたが、ケーブルテレビでの数字としてはまずまずの数字を残しています。