韓国ドラマ「じれったいロマンス」は、最近では珍しく純粋な王道ラブコメディとして話題となった作品です。
韓国ドラマにありがちな、無理な設定やお決まりのパターンが出てこないので、純愛を楽しめるという部分が人気となりました。
今回は「じれったいロマンス」のあらすじと感想をまとめています。
じれったいロマンスのあらすじ
テボクグループの御曹司として、何不自由なく暮らしてきたチャ・ジヌク(ソンフン)に、父親はしびれを切らし、グループホテルでベルボーイとして働く事を命じます。
車もカードも取り上げられたジヌクは、バスに乗せられホテルへと向かいます。
一方、母親の結婚式に出席する為バスに乗り込んだイ・ユミ(ソン・ジウン)は、自由奔放な母親の結婚式を前に溜息ばかりでした。
隣に座ったジヌクとユミはお互いに嫌な印象しかなかったのですが…式の後海辺で出会った二人は意気投合!
一緒にお酒を飲み、そのまま一夜限りの時間を過ごしてしまうのです。
翌朝目覚めたユミは、ブラパット1枚を置き忘れたままその場から消えるのでした。
3年後、本部長となったジヌクは体調を崩してしまいます。毎食しっかりと食べるようにと、専属栄養士の弁当を出される事になったのですが、その担当となったのが、テボクグループに派遣されたばかりのユミでした。
今でもあの夜の事が気になっているジヌクと、忘れようと努力していたユミ。
お弁当が繋ぐ恋が始まるのです。
じれったいロマンスの感想
久々に純粋な少女漫画のような恋の物語を見ました。
誰かが不治の病になるとか、陰謀に巻き込まれるといった事が起こらないので、素直にジヌクとユミの恋の行方を楽しむ事が出来る作品です。
しかし、タイトル通り“じれったい”です。
余程気持ちに余裕のある時でなければ、見続けられないかもしれません。
私は、200年タイムスリップしたり、家族の揉め事に頭を抱えたりといった作品の合間に見たので、ほっと息抜き出来る作品でした。
ソンフンさんのツンデレ具合が、とても可愛らしく見えてドキドキしてしまいました。
ユミを思っているヒョンテがもう少しグイグイと来ても良かったのかと思いますが、そこも出過ぎないところがこの作品の良さなのかも知れません。
ジヌクとユミの恋がメインではありますが、ジヌクの秘書とユミの同僚との怪しく色気のあり過ぎる関係も目が離せませんでした。
とにかく至って普通のラブコメディではありますが、最近では珍しい程の普通さがこの作品の魅力なのだと思います。ただただ単純にドキドキして見る事が、新鮮に感じられて面白いと思います。