韓国ドラマ「パンチ」は2014年~2015年に韓国SBSにて放送されました。
権力の為に悪事にも手を染めた検事が自らの病気を知り余命6ヶ月と診断された事からこれまでとは真逆の人生を歩む事となるストーリーです。
主役を務めたキム・レウォンが3年ぶりにドラマ出演を果たした事でも話題となり最高視聴率は14.8%でした。
今回は「パンチ」のあらすじと感想についてまとめています。
パンチ(韓国ドラマ)のあらすじ
権力の為ならば不正にも手を染める検事パク・ジョンファン(キム・レウォン)は上司であるイ・テジュン(チョ・ジェヒョン)の出世を手助けする為対立候補の不正を暴きテジュンを検事総長へと押し上げました。
同じく検事として働くシン・ハギョン(キム・アジュン)は意見の相違からジョンファンと離婚し一人娘パク・イェリン(キム・ジョン)を育てています。
ある朝イェリンの乗ったバスが突然暴走し事故を起こします。
自動車メーカーが不良部品を使っていた事を突き止めたハギョンですがその自動車メーカーはイ・テジュンの兄イ・テソプ(イ・ギヨン)が社長を務めていた会社だったのです。
ジョンファンは不正を暴こうとするハギョンの捜査を阻止する為にバスの運転手が飲酒運転をしていたと証拠を偽造し圧力をかけるのでした。
そんなジョンファンは自らが脳腫瘍に侵されており余命6ヶ月と診断されます。難しい手術が出来る唯一の医師は医療事故で検察が追っている人間でした。
これをきっかけにジョンファンの人生はこれまでと真逆の方向へ進む事となるのでした。
パンチ(韓国ドラマ)の感想
とてもドロドロとした悪行が繰り返されるドラマでした。脳腫瘍で余命6ヶ月という設定と権力争いという全く別の要素が混ざった内容ですが主要な部分は権力を手に入れる為の騙し合いです。
その騙し合いは全ての人間が疑わしく騙したと思ったら先に手を打ってあるという展開が延々続きます。
更に展開が二転三転する中でどんどん悪い事を考えている人間が現れますが、自分の出世や権力の為に人やお金で手を打とうと考えています。
その中でも一番裏切られた感じがしたのはイ・ホソンでした。
味方だと思っていたのにあっさり裏切り最後まで悪い人間の味方をしていました。
途中まで吹き替えで見ていたのでイ・テジュンの声がとても嫌みでネチネチとした雰囲気がすごく嫌いでした。
字幕の方が訳も伝わりやすく、もう一度始めから字幕で見たい作品です。
キム・レウォンはとても爽やかで胸キュンドラマが似合うという勝手なイメージを持っていましたが、今回のように悪に手を染める鋭い目つきのキム・レウォンもまた素敵でした。
最後まで命を懸けた戦いが続きますが一度見始めたら続が気になって止められなくなるドラマでとても楽しめました。