韓国ドラマ「王女の男」は、

韓国版ロミオとジュリエットと呼ばれる作品で朝鮮王朝野史、「錦渓筆談(クムゲピルダム)」の逸話を基に作られました。

混迷の朝鮮王朝時代に起きたクーデター「癸酉靖難(ケユジョンナン)の変」と主人公の切ないロマンスを融合させた時代劇となっています。

今回は「王女の男」のあらすじとドラマは面白いのか?という観点で、感想について書いています。

 

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「王女の男」のあらすじ

王女の男
画像引用:http://tvfan-k.kyodo.co.jp/cd-dvd/drama-movie/68

 

朝鮮王朝文宗王の時代、政治は文宗王(チョン・ドンファン)派とその弟である首陽大君(キム・ヨンチョル)派に分かれていました。

 

 

王座を狙う首陽大君は文宗王の重臣であるキム・ジョンソ(イ・スンジェ)を味方につけようと考え息子であるキム・スンユ(パク・シフ)と首陽大君の娘イ・セリョン(ムン・チェウォン)の婚姻を進めようと考えます。

 

 

セリョンは自分の結婚相手がどんな人物なのか気になり、いとこである恵敬王女(ホン・スヒョン)の新しい教育係としてスンユが講義に来る事になったと知り恵敬王女と入れ替わって講義を受ける事にしました。

初めの印象は最悪だったものの…次第に惹かれあっていくスンユとセリョンでした。

 

 

首陽大君の企みを知ったキム・ジョンソは怒り文宗王の娘である恵敬王女の結婚相手に息子スンユを推しました。

スンユは好きになった相手との縁談に喜びますが、本当の事が言い出せないセリョンは辛い日々を送ります。

そんなある日首陽大君が起こしたクーデターによってキム・ジョンソは殺されてしまいます。父を失ったスンユは復讐を誓い首陽の元へ向かいセリョンが首陽大君の娘である事を知ってしまうのでした。

 

 

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王女の男は面白いのか?感想を書いてみた!

画像引用:http://koreaseriousgame.org/oujonootoko-1-2112

 

個人の感想としては面白かったです。

癸酉靖難(ケユジョンナン)の変」についてのドラマは他にもありますが、それを基にしたラブロマンスという事で視点が変わっていて面白いストーリーだったと思います。

 

 

始めのキム・スンユの印象はとてもチャラい人だったのですが、話が進むにつれてステキになっていきます。

セリョンが首陽の娘と知ってこれまでの気持ちが憎しみに代わりますが、それでも憎みきれないところが切ないお話しでした。

 

 

最終的にセリョンの母の計らいでひっそり暮らす事になったセリョンとスンユですが、死んでしまったと思っていたのでこの展開には驚きました。

 

 

ネットなどの感想を見てみると…

反応は真二つに分かれるような印象です。

主役のお二人に良い印象のある方や韓国ドラマの何度復讐に失敗しても諦めないストーリーに共感できる方には面白く見る事が出来るようです。

辛いシーンも多く一緒に泣いたという意見も多かったです。

 

 

しかし主人公の二人特にセリョン役のムン・チェウォンさんに共感出来ない人には入り込めない内容だったようです。

他にはストーリーの矛盾点が気になった人にも評価は低かったように感じました。

 

 

歴史物、ラブストーリー好きな方にはおすすめな作品です!