韓国ドラマ「七日の王妃」は2017年に韓国KBSで放送されました。

王妃となって七日で廃位し、歴史上最短の在位期間であった実在の人物“端敬王后”の生涯がフィクションで描かれています。

切なく苦しい恋、兄弟の軋轢などが描かれており、涙を誘うストーリーが話題となりました。

今回は「七日の王妃」のあらすじと感想をまとめています。

 

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七日の王妃のあらすじ

画像:http://kandera.jp/sp/nanoka/

 

朝鮮第10代王イ・ユン(イ・ドンゴン)は、常に異母弟であるイ・ヨク(ヨン・ウジン)の存在に脅威を感じ心痛めていました。

干ばつの責任を問われる中、その解消策としてユンの忠臣の娘シン・チェギョン(パク・ミニョン)とヨクとの結婚の話が持ち上がったのです。

チェギョンは親元を離れ田舎で暮らしていましたが、ある日一人上京する事を決意します。

自分に結婚の話が持ち上がっている事を知らないまま、ユンとヨクそれぞれと出会うのです。

 

 

初めは反発するヨクでしたが、天真爛漫なチェギョンに心を寄せるようになります。

そしてユンも、物怖じしないチェギョンに癒されるようになるのでした。

 

 

先王の遺言の存在を知ったユンはある男を追っていました。

その男はヨクの友人の父親であり、男を助けたヨクは謀判の罪を問われ流刑となってしまいます。

そして、流刑地へと向かう途中、何者かに襲われ命を落とすのです。

 

 

数年後、チェギョンはヨクに似たナクチョンと名乗る男に出会います。

チェギョンはナクチョンがヨクであると見破るのです。

胸騒ぎを抑えられないチェギョン、ヨクが生きていると知ったユン、そしてユンに復讐すゆため戻ったヨクの運命が動き始めるのです。

 

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七日の王妃の感想!

画像:https://knda.tv/kntv/program/kn000786/

 

 

何となく見始めた「七日の王妃」でしたが、どっぷりはまってしまいました。

流石“涙の女王”と呼ばれるパク・ミニョンさんの演技に、こちらまで何度も泣かされてしまいました。そして、イ・ドンゴンさんの狂気に満ちた演技も迫力ありました。

 

死んだ人が生きていたという展開に、若干気持ちが離れそうになりましたが、その後チェギョンの揺れ動く様子やヨクの決意の固さ、そしてユンが心を乱していく様子など見応えある内容でした。

 

 

三人の関係がメインとなりますが、そこに秘められたそれぞれの苦悩や思いなども、分りやすく表現されています。

恋のストーリーだけでなく、兄弟愛、友情、親子の絆なども盛り込まれていて、切なく苦しい中に温かい愛情が見える作品となっています。

 

 

そして、この作品で初めて知ったヨン・ウジンさん。

その目力に引き込まれました。

強く意思のある目線はもちろん、優しく愛しいものを見る目も言葉以上にメッセージを感じると思います。

また、特徴のある声も心に残る優しい響きでした。