2016年に放送された「雲が描いた月明かり」。
2013年~2015年に発表されたオンライン小説を原作に作られた時代劇で、
「太陽の末裔」のペク・サンウ監督、超イケメンスターのパク・ボコムさん、名子役として活躍してきたキム・ユジョンさんがタッグを組んだ作品です。
今回は雲が描いた月明かりのキャストを始め、あらすじや感想、視聴率などについてご紹介します。
目次
雲が描いた月明かりの概要
【放送】
2016年8月22日~10月18日
【放送局】
KBS第2テレビジョン
【最高視聴率】
25.3%
【話数】
全26話(U-NEXT)
【演出】
ペク・サンフン(太陽の末裔 Love Under The Sun)
キム・ユンソン(恋愛の発見)
【脚本】
キム・ミンジョン、イム・イェジン(恋するジェネレーション)
【原作】
同名のオンライン小説
雲が描いた月明かりのキャスト
イ・ヨン役(パク・ボコム)
ピュアで心優しい世子。
ホン・ラオン役(キム・ユジョン)
幼い頃から男装して男として暮らしている。
優しい世子に恋をする。
キム・ユンソン役(ジニョン B1A4)
優雅なエリート官僚。
キム・ビョンヨン役(クァク・ドンヨン)
ヨンを守る忠実な家来。
雲が描いた月明かりのあらすじ
ホン・ラオン(キム・ユジョン)は幼少期から男装してホン・サムノムと名乗りながら生きてきた。
借金を返済する為に恋愛相談を引き受ける“女性の心の専門家”として、恋に悩む女性の相談に乗る日々。
ある日、ラブレターの代筆をした依頼人から相手に会ってきて欲しいと頼まれ会いに行ったサムノムは、相手の兄である世子のイ・ヨン(パク・ボコム)に出会う。
身の上がばれたくないサムノムは、ヨンを落とし穴に落として逃げてしまう。
借金のカタに内官として宮廷に売られたサムノム…
宮廷でサムノムを見かけたヨンは「再会したら何でも言う事を聞く」と言っていたサムノムの言葉を思い出し喜ぶ。
わざと試験に失敗して逃げ出したいサムノムに答えを教え、白紙の答案を出して不合格を狙っていたサムノムを無理やり合格させてしまう。
内官となったサムノムが上司に無理難題を押し付けられているところを助けたヨン。
更にサムノムがラブレターを代筆していた事を知って怒るミョンウン王女(チョン・へソン)からもサムノムを救いだす。
サムノムから「友達だ」と言われて嬉しいヨンはずっと正体を隠していたが、サムノムが東宮殿の担当内官になった事でヨンが世子だと知る。
知らなかったとは言え無礼を働いたと恐縮するサムノムに、ヨンは「今まで通り友達として接して欲しい」と伝える。
王の誕生日を祝う宴で踊り子達を纏める役目を任されたヨンは、サムノムと宴を成功させようと頑張るものの、王妃らの策略でメインの踊り子がいなくなってしまう…
代わりに女装して踊り子の役目を務めたサムノムの姿を見たヨンは、その娘=サムノムなのでは?と疑念を持つ。
危うくばれそうになったところをキム・ユンソン(B1A4 ジニョン)が助け、サムノムはユンソンに自分が女であることを知られ、2人の間に秘密ができる。
熱を出して倒れたサムノムを看病したヨンはサムノムに休暇を与えるが、宮殿の外で二人は偶然出会い、天灯祭に行く。
そこにサムノムと「約束していた」とユンソンが現れ、3人の間に微妙な空気が流れる。
サムノムが清に捕らえられそうになったところをヨンと家来のキム・ビョンヨン(クァク・ドンヨン)、ユンソンは協力して助ける。
傷の手当てをしてくれたビョンヨンに、熱を出した時に看病してくれたことに対してのお礼を言うが、自分ではないと言われる。
サムノムが女である事を偶然知ってしまったヨンはサムノムに告白してキスをする。
嬉しい気持ちと困惑を隠せないサムノム。
そんなサムノムにユンソンは「宮殿を出て女として暮らさないか」と言う。
サムノムは出て行くべきとはわかっていても、出て行きたくないのだと告げる。
実はサムノムが女であると知っての告白だったと明かしたヨンは「これからは世界で一番大切な女性として扱う」と言い、サムノムは喜ぶ。
女性としてのサムノムを何と呼べばよいかと尋ねられて、“ラオン”と答える。
隠された過去があるラオンの身はどうなるのか?
二人の恋の行方は・・・
雲が描いた月明かりの感想
正直に言いますと、このドラマを見るまでパク・ボコムさんに興味がありませんでした。
超美形と言われているパク・ボコムさんですが、世子の衣装をまとった彼を見て納得しました。
鼻筋が通っていてキリッとした顔立ちがまさに美形男子でしたね。
そんな彼がドラマの中で見せる、ちょっと企みをもったような笑い顔がなんともステキです。
そして綺麗な歯並びを見せて笑うところにもドキドキします。
このドラマで一番の衝撃だった場面はヨンがサムノムに初めてキスをしたところです。
話の流れの中ではヨンがまだサムノムが女だと気づいていない時点でのキスだったので、物凄く衝撃をうけました。
後にヨンはサムノムの正体を知っていたと明かされ、何故か良かった・・・とホッとした自分がいました(苦笑)
ドラマの中でのヨンとサムノムのイチャイチャぶりも可愛らしかったです。
ラオン役のキム・ユジョンさんは子役としてよく時代劇に出ていて知っていましたが、主役を演じる女優に成長されていて、演技も相変わらず上手でした^_^
パク・ボコムさんのツンデレぶりとキム・ユジョンさんの切ない演技を見て欲しいドラマです。
まとめ
「雲が描いた月明かり」は売れっ子俳優のパクボコムさんと子役出身のキムユジョンさんのラブストーリーです。
女性が男装してどこかに入りこむというお話はよくありますが、宮廷に入り込むという設定が面白く、煌びやかな衣装や宮廷内の人間関係のドロドロが見ごたえがありました。
王子と少しずつ仲を深めていくところもドキドキしてラブコメディとして良かったと思います。
パクボコムさんとキムユジョンさんは熱愛説が出るほど相性が良く、この役柄にとてもハマっていたと思います!