雲が描いた月明り、第14話あらすじ
ラオンは内官として再びヨンに仕える事になった。
朝が待ち遠しかったヨンは白衣のままラオンの呼びかけを待っていた。
ラオンと一緒に居られる事が嬉しいヨンはラオンと優しく呼びかけながら二人きりで着替えをしたのだった。
周りに気づかれてはと心配なラオンにヨンは二人きりの時だけにすると告げるのだった。
ビョンヨンは秘密結社のチャン・ギベクにホン・ギョンネの娘は見つからなかったと嘘の報告をした。
娘を見つけた時はどうするのか?との問いに自分達側の人間として守るとの答えが返ってきたのだった。
街では仮面の男たちが純祖王の無能さを非難するビラを配っていた。
10年前に失敗した民乱を再び画策する残党の存在に不安を煽られた純祖王は下手人達の正体を暴くよう命令したのだった。
風燈祭で見かけた女の子がビラを手にしていた事で疑われ投獄された事を知ったヨンは無実を訴えるが純祖王の耳には届かなかった。
その疑いは宮廷にも伸び所持品検査の実施が伝えられた。
10年前に王宮内にいた間者に誰も気が付かなかった為同じ過ちを繰り返さないよう行われる事になったがラオンは不安になるのだった。
ヨンは疲れて帰るとラオンの膝に頭をのせて身体を休めた。ラオンは子供の頃に聞いた人魚の童話を聞かせるのだった。
ヨンが摂政を始めた途端に起きた問題に純祖王は何かの陰謀が絡んでいると考えていた。
純祖王はヨンが反対派の人間から身動きが取れないようにされる事を案じておりヨンの味方を作る為婚姻の話を内密に進めていた。
科拳に首席で合格したチョン様はヨンにお目通りがかないヨンの護衛をする課に配属された。
そこに菓子を持って現れたラオンは驚き二人は再会を喜ぶのだった。
美しく生まれ変わったミョンウン王女を周りはキレイだと褒めるがチョン様の目にはただやつれてしまったと映るのだった。
純祖王が進めるヨンの婚姻相手は礼曹判書の娘ハヨンだった。
ハン内官からお伺いを立てられた礼曹判書は恐れ多いと断るが娘のハヨンは乗り気だった。
内密に進められるはずの婚姻であったが領議政達の耳には筒抜けで領議政はこの婚姻を阻止しようと必死だった。
純祖王から婚姻の話を聞かされたヨンは自分の結婚相手は自分で見つけると一蹴するのだった。
王妃は内緒で懐妊していた女官を匿っていた。
自分の子供が女の子であると巫女のお告げを受けたためどうしても男の子が欲しい王妃は女官の子が男の子ならば自分の子と交換しようと考えていた。
ラオンにもヨンの婚姻の話が伝わった。婚姻の準備に駆り出される事になり落ち込むラオンをユンソンが慰めるのだった。
一方、ヨンは茶山先生に愛する女人についての助言を求めるのだった。