韓国ドラマ「浪漫ドクターキムサブ」は天才的な腕を持つ外科医の元に集まった若者達の成長を描いたお話です。
各々が持つ環境や苦難そして過去などを一つ一つクリアにしていく過程には天才外科医キム・サブの言葉や姿勢が影響していました。
今回は「浪漫ドクターキムサブ」のあらすじと感想をまとめています。
浪漫ドクターキムサブのあらすじ
カン・ドンジュ(ユ・ヨンソク)の父親は病院に運ばれたもののVIP患者の治療を優先され亡くなりました。
先に父親の治療をしてくれていたら…
納得のいかないドンジュは病院に乗り込み暴れた末ケガをします。そのケガを治療した外科医の言葉がドンジュを医者へと導きました。
インターンとなったドンジュは先輩医師ユ・ソジョン(ソ・ヒョンジン)に出会います。
ソジョンの懸命な姿に惹かれていくドンジュはある日突然キスをします。
ソジョンはトキメキを感じる自分に驚いていました。
その夜…
恋人と一緒にいたソジョンは交通事故に遭います。
恋人は亡くなりソジョンは一命を取り止めますが責任を感じたソジョンは失踪してしまうのでした。
5年後…
ドンジュは出世の為に引き受けたVIP患者の手術に失敗してしまいます。
地方の分院へ左遷されたドンジュが目にしたのは5年前に失踪したソジョンでした。
過去を知るドンジュが現れ精神的に追い込まれたソジョンは自殺を図ります。
ソジョンを手術したのは天才外科医キム・サブ(ハン・ソッキュ)でした。
そしてキム・サブこそドンジュが病院で暴れた日に声を掛けた医師だったのです。
浪漫ドクターキムサブの感想!
医療系のドラマですが、医師として働く若者達の精神的な成長を描いたヒューマンドラマです。
治療のシーンなどは緊張感も感じますが、田舎の分院というだけあって最新機器が揃っているわけではありません。
働く人々もどこか訳ありな雰囲気が伝わってくるのです。
緊迫感と笑いのバランスが程よくミックスされており、ストーリーもわかりやすい作品だと思います。
そんな中一番気になったのはキム・サブを演じたハン・ソッキュさんです。
これまでハン・ソッキュという名前を聞いた事はあっても実際出演作を見た事が無かったのですが、とても雰囲気があって目線や息遣いまで意識した演技をするのだと感じました。
自分を陥れた相手に対しても正面から対峙する姿や、医師としてだけでなく人間としてどうあるべきかという姿を見せてくれるキム・サブのような上司がいたとしたら、尊敬してついていきたいと思いました。
ドンジュとソジョンの恋の行方に関しても、二人の関係はみんなに筒抜けでも温かく見守られている様子が伝わってきて緊張感あるストーリーの中での癒しでした。