韓国ドラマ「イニョン王妃の男」は、日本でも放送され大変人気となった作品です。
朝鮮時代からタイムスリップした主人公が、現代に生きる女性と恋をします。
朝鮮時代と現代では風景が違っても、歴史的な建造物はその存在を残しており、周りの景色の違いが時代の差を明確にしています。
今回は「イニョン王妃の男」のロケ地についてまとめています。
目次
イニョン王妃の男のロケ地を紹介
光化門 ソウル市鐘路区
朝鮮時代、景福宮の正門として建てられた光化門は、王宮への入り口としての役目を果たしていました。
長い歴史の中で何度も消失し、立て直されました。
現在はコンクリートで再建され、その周辺は広場となり、市民の憩いの場となっています。
主人公のキム・ブンドが朝鮮時代からタイムスリップした時に、時代の違いに驚いた場所だと思います。
この前を馬に乗って走るブンドの姿が思い出されます。
慶熙宮(キョンヒグン) ソウル市鐘路区
朝鮮時代には離宮として使用され、西宮と呼ばれていた場所です。
ソウルの五大王宮のひとつとして現在も残されており、観光スポットになっています。
ブンドとヒジンの出会いがこの場所だった事で、ドラマの撮影をしていたヒジンはブンドをエキストラだと勘違いしました。
慶熙宮の中にある崇政殿(スンジョンジョン)では、公式行事が行われていました。
その広場には、階級ごとに立ち位置が定められており、キム・ブンドの階級である“正五品”の位置は、最終回でブンドとヒジンが時を超えてすれ違い、ヒジンの記憶を蘇らせるきっかけとなりました。
正六品以上が出世したと言われていた朝鮮時代、正五品だったブンドは若いわりに出世していたのだと推測されます。
清雲公園(チョンウン公園)ソウル市鐘路区
北岳山麓にある公園で、景色が良くソウル市内が見渡せる場所です。
ブンドが現代から朝鮮時代に戻る為、岩の間に荷物を隠した場所や、二人の待ち合わせ場所でもありました。
公園の象徴として建っていた赤い公衆電話ボックスは、今はありません。
サムソン学術情報館 京畿道水原市
成均館大学水原キャンパス内にある近代的な建物で、サムソン学術情報館といいます。
韓国の大企業サムソンの寄付により建てられ、図書館のデジタル化を推進している韓国で重要な役割を果たしています。
ブンドが自分の史実を調べる為に行った図書館で、ブンドには事実を見つめる場所であり、ヒジンにとってはデート気分で楽しい場所でもありました。
ヒジンが現代の挨拶をブンドに教えた場所でもあります。