2017年に韓国で放送されたドラマ「秘密の森」は、予測不可能な展開が話題となったサスペンススリラー作品です。2017年のアメリカ ニューヨークタイムズで“国際テレビドラマTOP10”に選ばれました。
主演は、トップミュージカル俳優として活躍するチョ・スンウと、アメリカでドラマ「センス８」に出演したペ・ドゥナ。他にも個性的な俳優陣が揃い、韓国内の演技賞を多数獲得しました。
感情を失った検事が遭遇した事件を発端に、検察内部に蔓延する不正が暴かれていきます。次々と現れる容疑者候補、そして事件解決のヒントの数々、真犯人は一体誰なのか？
今回は、韓国ドラマ「秘密の森」のあらすじをまとめています。
秘密の森 韓国ドラマのあらすじ
検察内部の不正に立ち向かう検事ファン・シモク（チョ・スンウ）は、子供の頃脳の手術を受けた影響で感情を失ってしまいました。
理性だけで行動するシモクを、周囲は好奇の目で見つめています。
ある日シモクは殺人事件現場に遭遇し、ハン・ヨジン（ペ・ドゥナ）刑事に出会います。
現場の状況からシモクは、テレビ修理業者のカン・ジソプ（ユン・ギョンホ）を容疑者と特定します。逮捕されたジソプは被害者の家を訪れた時、すでに死んでいたと供述するのでした。
シモクが発見した被害者は、検察内部の人間と関係の深いパク・ムソン（オム・ヒョソプ）でした。
ムソンの死を受け、西部地検の次長検事イ・チャンジュン（ユ・ジェミョン）やその部下ソ・ドンジェ（イ・ジュニョク）らの周りは慌ただしくなります。次長検事らは、ムソンに検察内の不正に関係する弱みを握られていたのです。
事件を捜査するうち、シモクはジソプが無罪である証拠を掴みます。
しかし、その時すでにジソプは獄中で自殺した後だったのです。世間の批判を受けテレビに出演したシモクは、2ヶ月以内に犯人を逮捕すると断言するのでした。
捜査が進み、シモクはムソンが最後に会った人物を探し始めます。
また、シモクが見つけた証拠から浮かび上がった一人の女性を追いはじめると、その女性は重体で発見されるのでした。
事件解決の為特任チームが組まれる事になり、リーダーであるシモクが選んだメンバーは、ハン・ヨジン刑事、後輩検事のヨン・ウンス（シン・へソン）らでした。
次々に浮かび上がる容疑者と、その動機について、入念な操作を続けるシモク達メンバー。容疑者には、検察官や特任チームのメンバー達の名前もあがります。
ひとつの殺人事件から始まった裏には、検察内部の不正や利害関係のみならず、様々な人間関係や恨み、嫉妬が渦巻いていたのでした。
