韓国ドラマ「イニョプの道」は、両班の令嬢から奴隷へと身分を落とされ下女となったイニョプが、無実の罪を着せられた父親の名誉回復の為、困難に立ち向かう姿を描いた作品です。
今回は「イニョプの道」の最終回をネタバレありでまとめています。
イニョプの道の最終回
イニョプ(チョン・ユミ)に向けられた刀を自ら受けたウンギ(キム・ドンウク)を、安全な場所へと考えたイニョプは、ムミョン(オ・ジホ)にウンギを助けたいと伝えます。
ウンギを妓楼へと連れて行ったイニョプは、まだ逃げ出せずにいたウンギの母と再会させました。
イニョプが下女として働いていた兵曹判書一家は流刑となります。
しかし、嫁のカン氏(イエル)のみ、離縁を条件に縄を解かれるのでした。
怪我が重いウンギを心配したイニョプは、無事に逃げるまで付き添うと言いますが、ウンギは同情はいらないと断ります。
イニョプの気持ちを思い、時間を与えていたムミョンですが、妓楼にも追手が迫っていました。
軍が突入した時、ウンギは母と共に妓楼を飛び出します。
母と別々に逃げようと歩き出したウンギですが、傷が開き更に出血が酷くなっていました。
命からがら逃げるウンギの前にムミョンが現れ、イニョプと共に助けようとしますが、ウンギはイニョプの腕の中で息を引き取るのでした。
ウンギは最期に太上王様からの書簡をイニョプに手渡し、イニョプの身分を回復出来る内容が書かれていると告げました。
ウンギの死を父キム・チグォンに伝えたイニョプは、それぞれの大切な人を奪い、人生を狂わせ、息子を失う事になって何故平気なのかと訊ねます。
それでもチグォンは、最後に高麗の先祖に拝礼したいとムミョンに頼むのでした。
チグォンは最期の願いを聞き入れられ、先祖へと礼拝を済ませると、自らその場で命を絶つのでした。
無事に身分を回復する事ができたイニョプは、実家の再建の為に動き始めます。
ホ家で共に下女として働いた、タンジ親子とトクセそしてケットンを引き受けたイニョプは、共に働きながら実家を立て直していくのでした。
一方、ムミョンは王族として生きる事を望まれますが、それを断り今まで通りに生きていくと王に告げます。ムミョンはイニョプの心の傷を思い、いつまでも待つと告げるのでした。
カヒア(イ・チェヨン)から、王はムミョンが王族となる事を諦めておらず、結婚は出来ないと告げられ、イニョプは静かに家を出ます。
一年後、姿を消したイニョプを探し続けるムミョンは、サウォルの墓の前に立つイニョプを見つけるのでした。