2017年に韓国tvNで放送された「ハベクの新婦」。
神と人間の恋を描いた笑いあり、涙あり、感動ありのファンタジックラブストーリーとして話題となりました。
今回は、「ハベクの新婦」のあらすじと感想をまとめています。
ハベクの新婦 あらすじ
神界の三国のひとつ“水国”の王に即位する日が近づいたハベク(ナム・ジュヒョク)は、管理神が持つ神石を集めなければなりませんでした。
人間界に住む管理神を訪ねる為、人間界に降り立つ事となったハベクは、人間界に詳しい家来ナム・スリ(パク・ギュソン)と共に出掛けます。
一方、ユン・ソア(シン・セギョン)は精神科のクリニックを開業していますが、患者は少なく借金まみれ。借金を返済したらバヌアツへ移住する事だけを夢見る毎日でした。
督促状が届く日々に嫌気がさしたソアは、昔彼氏に貰ったダイヤの指輪を売ろうと考えます。そして指輪を埋めた公園で掘り返した指輪を眺めていたソアは、突然何かにぶつかり気を失ってしまうのです。
そこには、時空のゆがみに巻き込まれ墜落したハベクがいました。ハベクはスリとはぐれ神石を見つける為の座標を失くし、神力も使えなくなっていたのです。
その後再び出会ったソアとハベク。
訳の分からない発言を繰り返すハベクを、ソアは精神病患者と勘違いしてしまうのです。
ハベクの新婦 感想
想像以上に面白く感動もあったドラマでした。
とにかく序盤は笑いの連続で、人間界でも自分の発言を変えないハベクと、精神病患者としてハベクを扱うソアの掛け合いが面白く、久しぶりに爆笑出来ました。
家来としてハベクと一緒に来たスリや、包神のゴルリン(イ・ダリョン)、ソアと働く看護師ユ・サンユ(シン・ジェフン)など、とても濃いキャラクターの数々に衝撃を受けます。設定に多少疑問はあっても、面白さは最近見た韓国ドラマ中では一番です!
「トッケビ」の制作会社、「未生~ミセン~」の脚本家、「イニョン王妃」の演出家が手掛けた作品と聞いたら、納得出来る仕上がりです。
神様と人間の恋というファンタジー要素を上手く使って、序盤には笑い、中盤には胸キュン、終盤には切なさと、メリハリのある展開で全く飽きる事なく見る事が出来ました。
神というキャラクターを堂々と演じていたナム・ジュヒョクさん。
その発言もまた神レベルで、常に上から目線の発言とツンデレぶりに、見ているこちらが照れてしまうぐらいの力がありました。
また、相変わらず可愛いシン・セギョンさん。
演技者として増々成長し、“ロマンスクイーン”としての魅力も十分に感じられる作品となっています。