韓国ドラマ「パンチ」は壮絶な人生の大逆転ストーリーを味わえる作品です。
検察内での権力争いは不正や不法という闇に包まれておりその流れに逆らう事なく生きてきた男が病に侵され人生の最後に見せた家族や大切な人への愛が描かれています。
今回は「パンチ」の視聴率や最終回の内容いついて紹介しています。
パンチの視聴率
「パンチ」は最高視聴率が14.8%(AGBニールセン)という結果でした。
ソウル圏での最高視聴率は17.2%。
初回から6話までは10%を切る数字が続いていましたが、7話辺りから10%を超えるようになりました。
期待された程の結果では無かったようですが同時間帯に放送された「高慢と偏見」「ヒーラー」を抑えて“同時間帯視聴率1位”を記録し続けました。
パンチの最終回はどうなったのか?
脳腫瘍に侵されていたジョンファン(キム・レウォン)に最期の時が迫っていました。
自分の地位を守る為にシン・ハギョン(キム・アジュン)を車で轢いたユン・ジスク(チェ・ミョンギル)はその場で立ちすくみます。その映像はイ・ホソン(オン・ジュワン)の車載カメラに残されていました。
最後の力を振り絞り車載カメラからメモリーチップを抜き取ったジョンファンはそのチップをある場所に隠します。
全ての罪をジョンファンになすりつけようとするジスクはテジュンも追い込んで行きます。テジュンが退任を決意しその辞職会見の原稿をホソンが届けました。
そこにはジョンファンが隠したメモリーチップが入っていたのです。これによりジスクの罪は公となるのでした。
全てを見届けたジョンファンは意識を失います。脳の機能が停止したジョンファンの心臓はハギョンへと移植されハギョンはイェリンとの生活を守ると誓うのでした。
パンチ最終回の感想
いつまで続くのかと思っていた騙し合いにようやく決着がつきました。ジョンファンがテジュンに最後のプレゼントを残していた事がわかって背中がゾクゾクしました。
悪い事をすると次から次へと嘘や不正を重ねなければならなくなるという象徴のようなお話しで、実際に検察という場所が権力の為に人をも殺めるような場所であったなら世の中はどうなってしまうのかという気持ちになりました。
最後はジョンファンがハギョンの為に自分の心臓を移植するという決断をしてハギョンの命が救われました。ハギョンはイェリンとの生活が続けられ幸せな結末となりドロドロな内容がスッキリとした形で終わったと感じました。