雲が描いた月明りの第25話あらすじ
ヨンは床に人相書きを数枚並べ東宮殿襲撃は白雲会の仕業ではないと切り出した。
吏曹判書キム・ウィギョに知っている顔が無いかと尋ねるがウィギョは知らないと嘯いたのだった。
ヨンは黒幕の正体を突き止めたとチョン様が捕らえた刺客の頭を連れてきた。
指示をしたのは誰かとヨンが聞くと刺客の頭はウィギョと礼曹判書の二人を指さすのだった。更に証拠の帳簿を突き付けられた二人は義禁府へと連行されて行くのだった。
ヨンは二人きりになった領議政に出産して亡くなった女官の子供の行方が分からないが知らないかと揺さぶりをかけた。
我が子が気になった王妃は赤ん坊が預けられた妓房へ行くがすでに王宮の者が連れていった後だった。
戻った王妃はハヨンと女官達が女の赤ん坊をあやす姿を見てショックを受けた。更にその赤ん坊を連れて来たのはヨンだった事を知り驚くのだった。
すっかり元気になったビョンヨンは会いにきたヨンに会わせる顔がないと言うがヨンはラオンを守ってくれた事にお礼を言うのだった。
赤ん坊のすり替えを知った領議政は偽物を世子には出来ないと王妃を責めるが王妃は逆に領議政が父親も知らない妓生の子を王妃に就けた事を脅すのだった。
ビョンヨンは眠っているラオンに気づかれないよう静かに旅立ったのだった。
ヨンはユンソンが真の友とわかってから領議政一派を制する事はユンソンが傷付く事になると苦しんでいた。
ハヨンがヨンのところに疲労回復の為の藥湯を運ばせた。
ヨンはハヨンに促され渋々飲むがハヨンの指輪が変色した事に気が付き止めた時にはヨンは意識を無くして倒れてしまったのだった。
茶山先生に連絡が入りヨンの元へ駆けつける事になった。ラオンは医女に変装し茶山先生に同行するのだった。
意識が無く顔面蒼白なヨンにラオンが手を取り話しかけるとヨンの意識が戻りそうだった。ハヨンが入ってきた為急いでラオンは外へ出るとヨンが目を覚ましたのだった。茶山は器に毒が塗られていた為指輪が変色したのだと告げた。
医女姿のラオンがヨンの看病をする事になりヨンはラオンの手を取った。ラオンは意識がないと聞いて居ても立ってもいられなかったと伝えた。
ヨンの部屋ですれ違った医女に疑いをもったハヨンは部屋に戻り陰から二人の様子を見ていたのだった。
ヨンを見舞いに来た淑儀パク氏とヨンウン王女にヨンは今回の事件が母親の時と同じ状況だったと告げた。それを聞いていたヨンウン王女は何故か落ち着かない様子だった。