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雲が描いた月明り、第9話あらすじ

画像引用:http://paekhyangha.com/?p=43238

 

サムノムは世子廃位の噂を耳にしてヨンの身を案じていた。

ヨンは投獄されたサムノムを救う為にモク太監の密輸の証拠を押さえるようビョンヨンに命じるのだった。

しかし使節団の出発は2日後に迫っておりモク太監は自分に乱暴を働いたサムノムは清の皇帝を傷つけたと同じ罪だと息巻いた。

当初世子を清へと連れ帰る目論見だったがサムノムを清へと連行し処罰すると言い出したのだった。

 

 

ユンソンは困り果てビョンヨンに助けを求めていた。

清に連行されることになったサムノムに王の内官が家族の事を訪ねた。

内官はサムノムが10年前に家族とはぐれ今は18歳だと知りもしやと考えていた。

 

 

太平閣で清へ帰国するモク太監の輿をめがけて矢を放ったヨンは、

使節団の列を止め更に刀を抜きサムノムを置いて帰るようモク太監を脅した。

見送りの領議政はヨンに激怒し、驚いたサムノムはこの国の世子として民を怖がらせてはいけないとヨンに訴えたのだった。

 

 

サムノムを連れ出発した使節団の列は、人目に付かない森へと差し掛かった所で休憩となった。

モク太監は数人の側近を連れ茂みの奥へと入って行き象牙などの密輸を始めたのだ。

そこへヨンとビョンヨンが現れ現場を押さえ陰謀だと言い張るモク太監を清の役人の前に突き出したのだった。

ユンソンがサムノムの為に祖父である領議政を裏切り清の役人を連れて来たのだった。

 

 

ヨンは王命に屈したと見せかけサムノムを救う手立てを探していたのだった。

無事助けられたサムノムはヨンと共に王宮へと戻るのだった。

これまで以上にサムノムを気遣うヨンは自分の食事を毒味する女官を追い払いサムノムに食べさせた。次から次へと口実を並べ料理を運ばせるヨンであったが5人前を平らげるサムノムに呆れ冷たい視線を送るのだった。

 

 

世子は男が好きだという噂を心配するサムノムに気にするなと言うヨンであったが、何故男であるサムノムに惹かれてしまうのか分らず悩んでいた。そのサムノムは熱でうなされた時に看病をしていたのがヨンだと知り心が揺れるのだった。

 

 

妓生の裸体を描いてきたユンソンはサムノムの肖像画を描くようになっていた。

そんなユンソンは祖父からチョ・ハヨンとの縁談を勧められるが好きな人がいるからと断るのだった。

世子の事で心中穏やかでない王妃は王妃付きの女官が吐き気をもよおした事で、妊娠させた相手がいるはずと犯人捜しを始めた。

 

 

初恋敗れたミョンウン王女は女官ウォルヒのように痩せようと決心し腹筋を始めるのだった。

そんなミョンウン王女を訪ねたハヨンはヨンの居所を確認し偶然を装って近づき声を掛け散策に出かけようと誘うのだった。